TAISHIの日記

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【慶應薬学部卒業生が語る】大学受験の意義と、薬学部へ進学して良かったこと・悪かったことについて、お話しします

こんにちは、タイシです。

私は高校中退後、22歳の時に初めて大学を受験して進学しました。

大学生初日の入学ガイダンスの日、周りのほとんどは高校卒業後に大学生になったばかりの18歳だったので、「みんなやけに生き急いでるなぁ」と、ビックリしたのを今でも覚えています。

今回は、大学受験の意義と、薬学部へ進学して個人的に良かったこと・悪かったことを、私独自の視点から、書いていこうと思います。

 


これから大学受験をする人、薬学部に興味がある人、薬学部と医学部どちらへ行こうか悩み中の人など、参考にしてみてください。

本ブログの内容は以下の通りです。

大学受験の意義

思うに、大学受験の意義は3つあります。

時間管理能力が身につく

何をいつまでに終わらせるべきか、これについて真剣に考え、実行しなければ、目標を達成することができません。

これは年齢に限らず、大人でも子供でも、人生のどこかの段階で越えなければならない壁です。

大学受験は、その壁を乗り換えるための、絶好の機会であると思います。

(中学高校時代の部活動なども、非常に有益です)

一生役に立つ基礎学力が身につく

なんだかんだ言って、中学高校時代の基礎学力は大切です。

私は10代の頃、古文・漢文の勉強や社会などの文科系科目を、退屈でつまらない暗記科目として、全く勉強しませんでした。

しかし30歳半ばになった今思うと、地理や歴史を勉強しておけば、世界1周旅行をした際にもう少し違った見方で旅を楽しめたなとか、古典を始めとした国語を勉強していれば、好きな女の子をしっかり口説けたかもしれないな・・・などと感じています。

私は今、英語と並行して国語や社会の勉強をしているところです。

大学受験で国公立大学を志望し勉強すれば、人生を豊かに生きるための基礎学力を、大学進学前に身につけられます。

自分に自信がつく

大学受験は長丁場です。

何年もかけて勉強し、試験を受けて合格したら、晴れて進学。

これらの成功体験は、自分自身を肯定的に見ることができるようになるよいキッカケとなり、

自信へとつながります。

薬学部へ進学して良かったこと

私はもともと、医学部志望でした。

しかしいざ受験勉強を始めてみると、持病との戦いもあり、

医学部に合格するだけの勉強量をこなすことができませんでした。

そこで入試本番5ヶ月前の8月ごろに、薬学部を目指すことにしたのでした。

今となっては、薬学部でよかったと思います。

医学部へ行ってしまうと、基本的に医者にしかなれません。

『医学部へ進学すること』は、『医者になること以外の選択肢を切り捨てること』です。

一方、薬学部は進学後の選択肢が非常に広く、それでいて人体や医学についても学べてしまいます。

特に慶應薬学部の場合、授業の30%くらいは慶應医学部の教員が担当するため、レベル的には医学部と大差ありません。

私の慶應薬学部時代の同級生は、銀行や証券会社、マスコミ、大学院、薬局、官公庁、病院など、幅広い職種へ就いています。

慶應薬学部を卒業後、秋葉原に芸能事務所を設立した友人もいます。

私のように無職のニートになるのは、かなりレアなケースですけどね笑

いずれにせよ薬学部は、卒業すること自体に価値のある学部と言えるでしょう。

薬学部を卒業すれば、その後の人生で、

自分がやりたいことをやって生きて行くだけの能力が身につきます。

薬学部へ進学して悪かったこと

薬学部の勉強は、想像を絶する大変さでした。

毎日勉強に追われて、私の場合は勉強以外のことをする余裕がほとんどありませんでした。

大学生時代の思い出=勉強 です。

彼女を作ったり、バイトしたり、他のことをやってみたかったなぁと、思わなくもないです。

 

以上、大学受験や薬学部について、ざっと私見を語りました。

終わり